実例-B子さん
22才♀ 157cm 60.9kg 17%
爽やか指数 33点 不快指数 85点 不快さん
目的ー過食症、冷え性、浮腫、便秘の改善
半年前から、過食になり現在に至ります。痩せなければというメッセージが自然と自分の中にあり、ダイエットするが、その反動で過食になりました。
もっとも痩せているときが、50kgでした。そのころは、拒食でいつも食べ物のことが頭から離れず、体重のコントロールがすべてでした。
過食になってからも、何度も減量を試みたが、いつも失敗してますます体重が増えてしまいました。
人間関係のストレスは、特にありません。
▲B子さんの性格分析のグラフ
B子さんは、バラバラさんです。
E(人の評価を気にする子供)が高いので、人の目が非常に気になります。自分のアイデンティティーは人の評価です。価値観が多様化した現在、特に若い女 性にとって万人が認める価値は、細くあることです。特に、E(人の評価を気にする子供)の高い方にとっては、大問題です。メッセージと表現したものは、そ れです。
一方、ストレスはないと言われています。とてもストレスがないとは見えません。本心を言われないのは、E(自己防衛)が働いているのでしょう。
A(きびしい親)が高いので、人の欠点は良く目につくはずです。E(自己防衛)と結合するので、自分にとって不利なことを言われたり、されたりするとい う気持ちになるので、よけい腹が立ちます。口に出せば、人間関係が悪化して、不安が増えるので言えないだけに、腹立つことでしょう。
評価を得るために、痩せたい。しかし、人間関係のストレスと減量の反動の食欲で、失敗する。それでは自分が自分でいられないから、もっと減量しようとする。しかし、・・・・・という悪循環に飲み込まれて行きます。
▲ファースティングの効果
B子さんは、7日間のファースティングと8日間の復食で、体重は5kg減りました。爽やか指数は大きく上昇し、不快指数は驚くほど低下しました。「爽やかさん」になられました。ドラマチックと言っても良い程度です。
最初の「不快さん」の状態から考えると、この方は自己防衛が強く、生きることは楽しいものではなかったでしょう。このままでは、過食との戦いで、青春が終わったことでしょう。
それだけに、、ファースティングの効果は感動的です。生きている充実感と自由、生き生きとした解放感は格別なものでしょう。こんなに元気になれるのです ね。しかも、それらは全て自分自身の中にあったものです。この感動を忘れないでください。過食からも解放されたのではないでしょうか。家に帰ってからも、 心身医学の学びを是非、続けてください。